2002年6月29日(土)に、東北職業能力開発大学校において、2001年度東北・北海道地域支部実践教育発表会および地域支部総会が開催されました。実践協会から辻副会長、山見理事にきていただきました。参加者は約40名でした。
発表会においては、地域の産業に密着した研究や教育訓練に関するテーマなどで8件の発表があり、各発表について熱心な討議がなされました。発表テーマと発表者(所属)は、次のとおりです。
(1) 内接形ゼネバ機構の設計と製作(その2)
中田 英次
(北海道能職業能力開発大学校)
(2) DCモータ用動力計の試作
成田 敏明
(東北能職業能力開発大学校)
(3) 主成分回帰分析によるブルーベリーの糖度予測
高井 秀悦
(青森職業能力開発短期大学校)
(4) MPPT (Maximum Power Point Tracker)をテーマにした実習
工藤 光昭
(東北職業能力開発大学校)
(5) 光通信施工技術科におけるネットワーク教育
渡辺 茂
(宮城職業能力開発促進センター)
(6) Webメールを実現するメールシステムについて−オープンソースプロジェクト実践報告−
千秋 広幸
(山形産業技術短期大学校)
(7)カレットの埋戻し材用低強度モルタルへの利用に関する実験的研究
佐藤 重悦
(秋田職業能力開発短期大学校)
(8)建築・機械系で進めている私の開発研究課題の紹介
園田 隆
(北海道能職業能力開発大学校)
地域支部総会においては、挨拶を交えて辻副会長および山見理事から財政逼迫の状況や会員拡大に向けての取り組みなどの説明がされました。その後、伊藤地域支部長の挨拶があり、議案の審議が行われました。総会の後、場所をかえて懇親会が開かれ、発表に関する意見交換や各施設の情報交換などが和やかに行われました。
地域的に広い東北・北海道において、このような支部活動を通して会員の交流を深められたことは大変有意義であり,今後もさらに発展していくことを願っております。
(東北・北海道地域支部
事務局長 伊藤 隆志)
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発表会の様子
地域支部総会
交流会 |
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2002年6月29日に、今年の4月17日にアメリカをはじめ世界中で流行ったKlez.H(クレズの亜種)というウィルスが実践協会の会員の間で繁殖してしまいました。シマンテック(symantec)等の情報を見ると地域感染度高、駆除困難と書いてあり、一瞬「どうしよう」とあわててしまいました。その瞬間から、多くの会員からメールや電話で、現状報告や対応を教えていただきました。本当に感謝しております。そのおかげで実践協会事務局および広報委員会では、早急に調査・対策をとることができました。初めてのことでしたが、会員の皆様やご協力をいただいた方々のおかげで、早い時期に復旧することができました。この場を借りて、お詫びとお礼を申し上げます。
今回の体験を通じて、ウィルス対策は予防が大切で、その方法はIEやOutlookExpressなどは、最新バージョンを使うことが第一だと痛感しております。
(実践協会事務局/広報委員会) |
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