実践研活動には、建築・デザイン系発足の1989年以来関わらせて来ていただきました。本来はこういう役は逃げたかったのですが、立ち上げ以来、全国の仲間とともに、当系の理念や方向付け(小粒でもピリリと辛い、施工分野に焦点等)や、ジャーナル(編集方針や特集企画)、発表会(特別企画や作品展企画)、建築系ひとづくりフォーラム(継続開催)、対外PR(建築学会や団体・マスコミ等)などに深く関与してきた責任から、多難な今後にむけ避けられない役目を引き受けさせていただくことになりました。
顧みれば、かつて東京短大(現・総合大東京校)に会事務所を構えていた頃の息吹が懐かしく思い出されます。あの頃、小生はキャンパスの全面再開発を担当中で、校内は毎年工事の連続(約10年間)でしたが、拠点事務所には全国から血気あふれる会員有志が集まり、授業が終わる夕方からは、日夜議論や飲み会で煮沸状態でした。
実践研活動も大きく区分すると、創成期、協会期、今後と、第3期あたると思いますが、当初の理念や課題の克服をめざして活動を継続することが我々に課せられた使命と感じます。今後ともご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。 |